奈良市から宮城県多賀城市に救援物資

救援物資の入ったダンボールをトラックに詰め込む奈良市職員ら

救援物資の入ったダンボールをトラックに詰め込む奈良市職員ら

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 東北地方太平洋沖地震で被災した宮城県多賀城市に向けて奈良市から3月12日、毛布や非常食のクラッカー、飲料水などの救援物資を載せた4tトラックと、同市職員2人が乗った車が正午すぎに多賀城市役所に向けて出発した。

トラックに積み込む前に並べられた救援物資

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 多賀城市と災害時の応援協定を結んでいる同市。11日の夕方に仲川げん奈良市長が菊地健次郎多賀城市長にお見舞いを兼ねた電話をかけた際に、救援物資の依頼を受けて救援物資の搬送を決定。

 11時30分過ぎに同市役所に到着したトラックに約40人の同市職員が災害用圧縮毛布=1,500枚、非常食(クラッカー)=5,600食、非常用飲料水=1,500本、ミルク(ほ乳瓶付き)=240食、粉ミルク=250食を運び込んだ。

 仲川市長に敬礼した後、「とにかく物資を届けたい」と話した市長公室参時の宮本広志さん(54)と市民安全課の米田和広さん(33)が四輪駆動車に乗り込みトラックを先導して現地に向かった。

 出発時に入力したナビゲーションシステムでの到着時間は23時だったが、到着まで24時間程度を見込んでいる。

 仲川市長は「現地からのニーズに応じて日常のケアも含めできることは協力していきたい」と話す。

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