にぎり猫で話題の「ZOO&かぎろひ」が移転-新たな観光スポットに

猫好きを中心に人気を集めている「にぎり猫」体験の様子

猫好きを中心に人気を集めている「にぎり猫」体験の様子

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 粘土を握って作る「にぎり猫」で話題を集めている「手づくり工房ZOO&かぎろひ」(TEL 080-2446-7655)が1月4日、奈良町内の毘沙門町に移転しプレオープンした。

にぎり猫

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 新店舗は格子の付いた古い町家を利用したもの。店舗面積は18坪。3月2日の完全オープンに向けて内装工事が進められ、移転を機に店舗名も「遊悠工房ZOO&かぎろひ」に変わる。現在、花しょうぶ館内でも営業しているが同店は2月末で閉店する。

 主な商品は、動物を中心とした陶器と、着物をリメークしたバックや洋服など。陶芸作家の要道子さんと着物のリメークなどを行う油田登志子さんが営む。要さんが手がける「にぎり猫」は、粘土を一握りするだけで猫が座っているような体系が出来上がり、そこに耳と目を付けて猫に仕上げるもの。余った粘土を利用できないかとにぎっていたところ、偶然に猫の形になったことが、きっかけで生まれた。現在商標登録も申請しているという。

 「にぎってつくる幸せ、幸せをにぎる」をキャッチフレーズに、握って作られた猫は手にフィットすることから、握力増強にも効果があると老人ホームなどでリハビリの道具としても使われることもあるという。初心者でもオリジナルの猫の陶芸を10分ほどで完成することができるため、猫好きを中心に人気を集めている。体験で作った陶器は要さんが焼き上げて約1カ月ほどで自宅に配送する。

 要さんは「幸せを握って、温かい気持ちになってもらえたら」と話し、油田さんは「ここに来たら楽しい気分になれるような場所になれば」と期待を込める。

 体験料金は、にぎり猫=800円、絵付け=1,000円~。営業時間は11時~17時。火曜・水曜定休。

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