サッカー天皇杯奈良県代表に奈良クラブ-せんとくんユニホームが全国へ

天皇杯に向け汗を流す奈良クラブ選手ら=奈良市宝来町のヤナギフィールドで

天皇杯に向け汗を流す奈良クラブ選手ら=奈良市宝来町のヤナギフィールドで

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 奈良県初のJリーグ入りを目指すサッカーチーム奈良クラブは8月30日、第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会の県代表を懸けた「第14回奈良県選手権大会 奈良県代表決定戦」で前年度優勝の奈良産業大学を1対0で破り奈良県代表を勝ち取った。

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 奈良クラブは、奈良県を盛り上げようと奈良県初のJリーグ昇格を目指し活動する社会人チーム。奈良クラブと名前を変えて2度目の挑戦で天皇杯全国大会の初出場を決めた。また同クラブは、今年7月に関西リーグ1部昇格も決めている。

 8月30日に橿原公苑陸上競技場で行われた奈良産業大学との決勝戦は、後半の開始直後に中村祥郎選手(MF)が約30メートルのミドルシュートを決めて勝利へと導いた。山口幸司監督は「余裕をもった試合展開ができたにも関わらず、相手が粘り強く予想以上に苦戦した」と振り返る。

 天皇杯1回戦で対戦する福井県代表のサウルコス福井については「最も対戦しないといけないレベルの相手。力試しにもなる」と話し、「ホームで良い結果を残したい」と意気込む。選手兼コーチの矢部次郎さんは「選手のモチベーションも高い。自分たちのサッカーができれば」と話す。

 1回戦は、橿原公苑陸上競技場で9月20日、福井県代表のサウルコス福井と対戦。キックオフは13時。勝てば2回戦をアルビレックス新潟(J1)と戦う。

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