奈良のタウン情報誌「ぱ~ぷる」が新創刊-有名タレント起用も

リニューアルした奈良のタウン情報誌「ぱーぷる」10月号、中谷美紀さんが表紙

リニューアルした奈良のタウン情報誌「ぱーぷる」10月号、中谷美紀さんが表紙

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 エヌアイプランニング(生駒市)は、同社の発行する奈良県の地元密着型タウン情報誌「ぱ~ぷる」を10月号からリニューアルした。

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 リニューアルは、インターネット普及やフリーペーパの多様化などで情報の無料化が進む中、有料雑誌として「お金を払っても手にしたいと思う」情報の充実を図るために行ったもの。

 表紙にはタレントを起用するほか、石井竜也さん、中谷美紀さんなどの有名タレントのインタビューを掲載するなど、エンターテインメント系情報の充実を図る。また、これまで以上に掘り下げた奈良の地元情報を配信するという。

 同社は、奈良の活性化を図るためには奈良でお金や人が動く仕組み作りが必要と考え、その結果、「奈良には情報が少なすぎる、それなら自分たちで手がけよう」と、「奈良をもっと楽しく」「もっと元気に」をテーマに同誌を1998年に創刊。今年で10周年を迎えた。同誌のほかにも、大人向けの「naranto」や奈良の結婚情報誌「ichika」なども発行する。

 同誌佐本編集長は「イベントやインターネットを融合したクロスメディア戦略をより進めていきたい。これまでは、県内読者向けの情報誌だったが、平城遷都1300年記念事業などを見据えて観光事業に力を入れ、奈良に観光に来てもらえるような仕掛け作りをしていきたい」と意気込みをみせる。

 毎月25日発行、発行部数4万部。価格は400円。奈良県内の書店、コンビニエンスストア、駅売店など約600店で販売する。

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