平城遷都1300年祭の宣伝部長｢せんとくん｣は今月、初めての海外出張も成功に収めなど、海外での認知度を高める中、彼女候補として積極的にアピールしていた葛城市のマスコットキャラクターの名前も｢蓮花（れんか）ちゃん｣に決定したほか、祖父の鹿爺（ろくじい）兄や鹿坊（ろくぼう）とも約1年ぶりに奈良での再会を果たした。7月前半の主な予定は以下の通り。

　7月2日・3日は、｢せんとくん｣グッズの販売も行う東京・品川駅構内で開かれる｢地域の魅力コレクション2009｣に登場するほか、3日からは、南都銀行で発売している定期預金｢なんとdeせんと｣のPRに6カ所の支店を訪れ、同行オリジナルのホッケーをする｢せんとくん｣のシールなどを配る。同日は10時から平城支店、13時30分から西大寺支店を訪れ、7日は郡山支店と橿原支店、8日は真美ヶ岡支店と高田支店に出向きPRを手伝う。

　4日は、桜井駅前の本町1丁目商店街で行われる｢七夕祭り｣に参加。古民家を利用して昭和30年代の雰囲気を再現した古民家の中で、商店街の移り変わりの写真展や竹とんぼなどの昔遊びを体験できるコーナーのほか、模擬店が並ぶ同祭りで、16時ごろから商店街を練り歩いた後、写真撮影や握手に応じる。時間は17時～、18時～、19時～を予定。また同日と5日は、奈良県のアンテナショップ｢奈良まほろば館｣（東京都中央区）で記念撮影会も行う。登場時間は両日共に13時～、14時～、15時～、16時～。

　そのほか5日は、北京五輪銀メダリストの太田雄貴選手のトークショーなどが行われる｢太田雄貴選手と語ろう！夢と希望　ふれあい交流会～子どもたちの夢を叶えるために～｣出向き、10時～、13時15分～、玄関前で来場者を出迎えるほか、幾央大学ホールで開催される広陵町馬見中二丁目自治会主催の｢ふれ愛まつり｣にも登場し、開演前の12時40分ごろからと15時45分ごろの終演時に、会場入り口で来場者を出迎える。

　11日は、翌12日に開催される「第8回 ヒルクライム大台ケ原since2001」の受け付けに登場し参加者を出迎えるとともに、19時からの前夜祭にも登場。かしはら万葉ホールで開かれ、同祭のテーマソングが初めて生で披露される｢谷村新司『ココロのトーク＆ライブ』｣にも出演し、せんとくんダンスを披露する予定。

　2010年1月1日から開催される｢平城遷都1300年祭｣まで200日を切った。せんとくんは同祭PRの使命を背負い、暑さに負けず7月も各地で活動に励む。