師走恒例の「大根だき会(え)」が12月7日、大本山・千手院(平群町信貴山)で開かれた。約1,200人の参拝者が訪れ、熱々の大根を口にしながら無病息災を祈願した。
大根だき会は、今年1年無難に暮らせたことへの感謝と来年も無病息災であるように祈願するもの。約500本の大根を輪切りにし、大鍋で煮て茶わんに盛り熱々の大根を振る舞う。
また、信貴山験道会の行者による大柴灯護摩供(だいさいとうごまく)も開かれ、それぞれ護摩木に願いを託し祈願した。
毎年訪れているという平群群三郷町の主婦は「味がよくしみていておいしかった」と話す。