奈良・西大寺の多国籍料理店、シェフ増員でランチ営業開始

PAO Rootsで始まったランチメニュー「生ハムと有機野菜のリゾット」のイメージ

PAO Rootsで始まったランチメニュー「生ハムと有機野菜のリゾット」のイメージ

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 奈良の多国籍料理店「PAO Roots(パオルーツ)」(奈良市西大寺栄町、TEL 0742-35-0080)は4月20日からランチメニューの提供を始め、地元の女性客を中心に早くもリピーターを集めている。

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 ヨーロッパにあるアジア料理店をコンセプトにした同店は、これまで夜の営業をメーンとしていたが、イタリアやドイツで修行を積んだシェフと本格的なインド料理シェフが増えたことをきっかけにランチ営業を開始した。

 ランチメニューは、河内産や奈良産の有機野菜の味を生かした、生ハムと有機野菜のリゾット(850円)、本格インドカリー(800円)、ステーキランチ(980円)で、すべてサラダとスープが付く。100円追加でソフトドリンクまたはデザートも。「今後もメニューを増やしていく」(同店)とし、5月1日からはビジネスマンをターゲットにしたボリュームのある日替わりランチ(800円)の提供も開始する予定。

 夜の営業は、若いカップルや女性客を中心に人気が定着している。白男川店長の「おすすめ」はナシゴレン(880円)や、旬の野菜がたっぷり入ったスペイン風オムレツ(480円)など。かいわいでは珍しい生の黒ビールも提供する。客単価は2,000円~2,500円。

 白男川店長は「お客様が癒やされる空間をつくっていきたい。コストも抑えて気軽に利用してもらえるようにしたい」と話す。

 営業時間は、昼=11時30分~15時、夜=17時~24時。

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