平城宮跡・朱雀門前広場で10月4日、「奈良オリエンタルフェスティバル」のフィナーレイベントが開かれ、篠原ともえさんらが登壇しトークを繰り広げた。
「近鉄奈良線の車窓から平城宮跡を見て気にはなっていたが訪れたのは初めて」という篠原さんはこの日、自身がデザインしたワンピースを着て登壇。現在はお寺にハマり、今回も法華寺で御朱印をもらい5冊目の御朱印帳が埋まったことを明かした。
ほかにも、「月にウサギがいることは仏教にも関連している」と、月のウサギにまつわる伝説を紹介し、「天体も伝統も仏教も、学んでいくとつながっていく。仏さまを拝むのが深呼吸そのものだと思っている。気持ちを頂くという気持ちで拝観している」などと持論を展開し、会場を盛り上げた。
同日、「ZEN呼吸法」アドバイザーの椎名由紀さんや、志賀直哉のひ孫にあたるというイラストレーターのSHIGAMIKIさんなども登壇し、トークやワークショップを開いた。エンディングには、鳳笙(ほうしょう)奏者の井原季子さんが演奏を披露し、観衆らは優雅な音色に酔いしれていた。