JR奈良駅前や三条通りなどで9月5日、今月1日に開幕した「奈良県大芸術祭」のオープニングイベントが開かれた。
「文化の力で奈良の元気に」をテーマに、県内各所で開かれる642の文化・芸術のイベントをひとくくりに「奈良県大芸術祭」としてPRするほか、独自イベントも展開する。
当日は、JR奈良駅前から三条通りをせんとくんの先導で和太鼓奏者のレナード衛藤さんとスティーヴエトウさん、アマチュア団体などがパレード。その後、奈良公園・登大路園地の特設ステージでライブが開かれた。
同祭では期間中、漫画「キン肉マン」の作者・ゆでたまご嶋田隆司さんが審査する奈良の要素を取り入れた超人の募集や、「イオンモール大和郡山」(大和郡山市)で、県内で文化活動をしている県民がステージに立つ「県民きらめきステージ」(11月7日~13日)、近鉄奈良、JR奈良駅前で県内の民俗芸能を披露する「奈良民俗芸能の夕べ」(9月12日・13日、同19日~23日)などが開かれる。
奈良県庁正面玄関前や猿沢池には、世界で活躍する彫刻家・新宮晋さんによる風を受けて動く作品を展示する「ウインドキャラバン・奈良 風は時空を超えて」(10月10日~11月8日)も。
11月30日まで。