奈良で「大文字送り火」-日本最大級の「大」の字、古都の夜空彩る

古都・奈良の夜空を焦がす「大文字送り火」(写真手前は朱雀門)2014年8月15日20時7分撮影

古都・奈良の夜空を焦がす「大文字送り火」(写真手前は朱雀門)2014年8月15日20時7分撮影

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 高円山(奈良市白毫寺町)で8月15日、108つの火床を設置し「大」を描く「奈良大文字送り火」が行われた。

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 戦没者慰霊と恒久平和を祈る火の祭典として1960(昭和35)年から始まった同行事。

 18時50分から奈良公園の特設会場で県出身の戦没者2万9243人の英霊を供養する慰霊祭が営まれた後、20時から火床に火が入れられると少しずつ「大」の字が古都奈良の夜空に浮かび上がり、市内各所でその様子を見守る人たちが手を合わせるなどして世界平和を祈った。

 奈良大文字送り火は、字の第1画が109メートル、第2画が164メートル、第3画が128メートルあり日本最大級。

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