6月15日に兵庫県姫路市で開催される「第6回葉酸たまご甲子園」に出場する奈良女子大学の学生が9日、試作を行った。
同大会は、元気な赤ちゃんを産むために必要な栄養素の「葉酸」の大切さを知ってもらうことを目的に2009年から毎年開催され、今回で6回目。主催は「葉酸と母子の健康を考える会」。
当日は、栄養素を学ぶ女子大生などが葉酸たまご料理で、アイデア、インパクト、手軽度や味などを競う。奈良女子大学からは杉原友来子さん、田中七奈海さん、渡部旭都さんが「なでしこランチ」と名付けたメニューで挑む。
メニューには大和茶を使用するなど奈良の食材にこだわったほか、長谷寺のアジサイをイメージしたデザートなどは彩りの美しく、見た目や味も自慢の一品ができあがった。同チームメンバーは「2回生のメンバーだが、先輩たちに負けないようにして、今回はぜひ優勝したい」と意気込む。
同大会は6月15日、「日本ビタミン学会第66 回大会」のサテライトイベントして開催される。