近鉄奈良駅から北に位置する花芝商店街(通称:花芝通り)の松村ビル1階に「のっけごはん&サラダバー ライス・オン」(奈良市花芝町、TEL 0742-37-5050)がオープンして3カ月がたった。
同店は、2005年に無国籍料理店「カシュガシュ」としてオープン。その後2012年に豆腐料理店にリニューアルし、今回は店名も「ライス・オン」に一新して「のっけごはん&サラダバー」に業態変更した。店舗面積は約20坪。2人掛けテーブル6卓、半個室の4人掛けテーブル1卓の計18席。
「好きなもので勝負をしたかった」―と話すのは、同商店街・商店街振興組合の理事長も務めるなど商店街の活性化にも力を注ぐ店主の奥本雅史さん。これまでの無国籍料理と豆腐料理のメニューで最も自信のある料理を残した集大成ともいえるメニューが並ぶ。
メニューは、無国籍料理店時代からの人気メニューの空揚げをたっぷりのせた「とりのっけごはん」(990円)、豆腐料理時代の自信作の肉豆腐を入れた「肉豆腐のっけごはん」(1,099円)、深いコクが自慢の自家製カレー「コロッケのっけカレー」(980円)、「えびのっけカレー」(999円)の4種類。もちもちとした食感が特徴の黒米を混ぜたご飯を使用。すべてにスイーツも食べ放題のサラダバーが付く。
味には定評のある同店も、「流行、廃り、時代の流れでいまいち飛び抜けられなかった」という。これまでは店内の雰囲気も女性グループやカップルをターゲットに、少し薄暗い雰囲気で隠れ家的要素を演出していたが、今回のリニューアルでは各テーブルの仕切りを取り払い店内を明るくし、入りやすい店づくりに。その効果もあってか、男性1人の客も増えてきたという。
営業時間は12時~15時(夜の営業については要問い合わせ)。火曜定休。