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奈良市写真美術館で鬼師・小林章男さんの「鬼瓦」展

入江泰吉記念奈良市写真美術館で開かれている「鬼瓦」展

入江泰吉記念奈良市写真美術館で開かれている「鬼瓦」展

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 入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良市高畑町、TEL 0742-22-9811)で現在、鬼瓦製作者で昨年3月に亡くなった小林章男さんの作品が展示されている。

創作作品「生鬼」

 小林さんは、瓦の研究家としても知られ東大寺の南大門や大仏殿、姫路城など多くの国宝や重要文化財の修復工事を手掛けている。鬼瓦は災厄から建物を守るために寺社や民家の屋根に付けられるもの。

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 展示は、奈良を拠点に創作活動を行っている作家などの中でも、名品と呼ぶに値する作品を紹介する「高畑芸術サロン」の一環。小林さんが手掛けた大阪城の乾櫓(いぬいやぐら)に使われている鯱(しゃち)、姫路城に使用している鬼瓦の同等品に加えて、創作作品8点も展示。そのほか、製作に使用する道具や図面、小林さんが研究した飛鳥時代から江戸時代までの古瓦も写真展示する。

 同館学芸員の木村真士さんは「歴史ある建物の鬼瓦に目を向けるきっかけになれば。奈良の伝統産業である瓦作りを見直してもらいたい」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。8月21日まで。

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