奈良から初のJリーグ入りを目指すサッカーチーム「奈良クラブ」が5月22日、鴻ノ池陸上競技場(奈良市法蓮佐保山)で「TOJITSU滋賀FC」と対戦する。地元での試合は初めて。
関西社会人リーグ1部に昇格し2年目を迎えた同クラブ。今年2月には、元横浜F・マリノスコーチの吉田悟さんを新監督に迎えるなど新体制で戦っている。
昨年は4位に終わったが、今年は5戦を終えていまだ無敗で快進撃が続く。これまでホーム戦でも大阪や京都、また市街地から離れた市内で試合を行っていた。勢いに乗った状態で迎える地元奈良市でのホーム戦だけに、市民の期待も高まっている。
当日は、試合のほかに「奈良クラブ祭り」と題して13時から「中川政七茶房」、大和野菜料理店「粟」、「薬師寺門前AMRIT」、たい焼き店「こたろう」などが出店。選手とボールを蹴ることができるようにと試合後にはピッチの開放も予定する。
同クラブの選手兼コーチの矢部次郎さんは「一生懸命戦っている姿を見てもらい、サッカーの魅力を感じでもらえれば」と話す。