平城遷都1300年祭「光と灯りのフェア」始まる-大極殿院前に1万本のろうろく

平城遷都1300年祭の平城宮跡会場で始まった「燈花会@大極殿院」

平城遷都1300年祭の平城宮跡会場で始まった「燈花会@大極殿院」

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 平城遷都1300年祭の平城宮跡会場で夏の夜を楽しんでもらおうと8月20日、「光と灯りのフェア」が始まり、第一次大極殿前庭を1万本のろうそくで彩る「燈花会@大極殿院」が開かれた。

200発の花火も打ち上げられた

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 この日は、ボランティアスタッフ約60人が1本1本ろうろくに火を灯し、ライトアップと、ろうそくから漏れる明かりで、暗がりの平城宮跡に大極殿院が浮かび上がった。幻想的な空間を前に、来場者からは「きれい」と歓声があがり、記念撮影などを楽しんでいた。

 期間中はこのほか、日英の現代美術家によるビデオアートや光のインスタレーションの「光の現代美術展 時空 Between time and space」(銀座芸術研究所主催)や、直径約3メートルの光るバルーンが浮かぶ「灯りのインスタレーション」、大阪芸術大学グループによる「光のアート アートは勇気だ!」などの企画を展開。会場内の「まほろばステージ」では、日替わりでジャズなどさまざまなジャンルのアーティストが出演するライブも開催し、夜の平城宮跡を照らす「光と明かり」のイベントで平城遷都1300年祭を盛り上げる。

 期間中はパーク&バスライドを実施。シャトルバスの運行時間も延長する(会場発の最終は21時30分)。開催時間は18時30分~21時。今月27日まで。

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