ホテル日航奈良(奈良市三条本町、TEL0742-35-8831)は11月2日、「最先端のバーチャルリアリティー映像で魅せる『阿修羅の秘密~遷都1300年の歴史にふれて』」を開催する。
東京や福岡の国立博物館で開催された「国宝 阿修羅展」では合計140万人以上を動員する人気を集めた「阿修羅像」が興福寺へ帰山することを記念して行われる同イベント。10月17日から同寺で始まる「興福寺国宝特別公開2009 お堂で見る阿修羅像」に合わせて阿修羅像の魅力を深く知り、遷都1300年の歴史に触れてもらおうと開催する。
第1部では、朝日新聞社と凸版印刷が共同で制作した、バーチャルリアリティー映像を見ながら阿修羅像や、現在復元作業が行われている興福寺・中金堂を森谷英俊執事長が解説。第2部は、歴史地理学者で奈良県立図書情報館の千田稔館長が、光明皇后が阿修羅像を制作させた734(天平6)年ごろの時代背景を含めて平城遷都1300年の歴史について講演を行う。
その後、奈良の食材を使ったコース料理を提供するほか、「国宝 阿修羅展」の展覧会オリジナルグッズの抽選会も用意する。
参加費は、食事付き=10,000円、セミナーのみ=3,500円。同イベントに合わせて宿泊プランも販売。詳しくは同ホテルサイトで確認できる。セミナー開催は17時30分から。