ホテル日航奈良(奈良市三条本町)で9月5日まで開かれていた「爽快ビアガーデン」が、冷夏にもかかわらず過去最高の集客を記録した。
今回で5回目となる同ホテルのビアガーデン。期間中5日間が雨天で中止になったが、店は70日開いた。集客数は延べ約1万1,500人で、ビールの消費量は約1万1,000リットル。
7月は日照時間も例年に比べかなり少なく、天候に恵まれず前年比20%ダウンになったほかは前年以上の集客があった。今年からは、女性ターゲットにカクテルを用意したほか、全スタッフが、奈良の土産としても人気を集める「鹿Tシャツ」を着て接客するなどの工夫を凝らした。
同ホテルの高塲順子さんは「恒例イベントとして認知度が高まったことや、リピーターを獲得する仕掛け作りが好評を得たこと、景気の低迷から比較的安価で楽しめるビアガーデンが受けたのでは」と話す。