奈良県庁(奈良市登大路町)の県民ホール展示ブースで現在、奈良の眺望スポットを集めた「まほろば眺望スポット百選」写真展が開催されている。
同展は、奈良の絶景をPRしイメージアップを図るとともに、隠れた眺望スポットを発掘するために昨年5月から11月まで募集した写真の中から「まほろば眺望スポット百選」として選定した105点を展示するもの。応募総数565点(スポット数322カ所)から選ばれた眺望スポットの写真とともに応募者のコメントや地図も添える。
奈良市の若草山や橿原市の藤原宮跡などの定番スポットをはじめ、大阪も一望することができる北葛城郡王寺町の明神山や、多くの人に来てもらいたいと手すりを付けるなどの地元の力で整備を行っている奈良市都祁白石町の貝那木山城跡などの穴場スポットも紹介。
県の風致景観課担当者は「知らないスポットを知ってもらい、足を運んでもらえれば」と話す。
開館時間は8時30分~17時30分。今月20日まで。今後は、奈良県立図書情報館(9月8日~13日)、大和高田市の奈良県広域地場産業振興センター(同14日~18日)でも開催するほか、県庁ホームページでも確認することができる。