作家の喜多川泰さんの講演会が9月14日、「奈良ロイヤルホテル」(奈良市法華寺町)で行われる。
喜多川さんは2005(平成17)に「賢者の書」で作家活動を開始。作品数は、2013(平成25)年に佐野岳さん主演で映画化された「『また必ず会おう』と誰もが言った。」や最新作の「おあとがよろしいようで」など20作品。販売部数は国内累計120万部を超える。
講演のテーマは、「学びと挑戦する勇気が未来を拓く」。講演を主催するのは学習塾「好力(このみりょく)学園」代表の加くち賢治さん。加くちさんが喜多川さんを初めて知ったのは約20年前、教育者としての自分をもっと高めたいと模索し悩んでいたときだったという。書店でたまたま手に取った「賢者の書」を読後、感動を覚えながら著者の紹介を見ると喜多川さんも学習塾の経営者だと知った。「私もこういう考えを持った教育者になりたい」という憧れからファンになり著書や講演会での喜多川さんの言葉に支えられてきたという。
「喜多川さんの話を聞いて、自分と同じように日々悩みながら奮闘している教育関係者や学生、保護者はもちろん、ビジネスパーソンやあらゆる人に元気になってもらえれば」と加くちさんは話す。
開催時間は14時30分~16時。参加費は4,000円(小学生~高校生は500円)。問い合わせは加くちさん(TEL 080-3105-2432)まで。
※加くちさんのくちに使う漢字は門構えに亀