「ダイニング螺鈿(らでん)~RADEN~」(TEL 090-4900-2130)が7月29日、奈良市林小路町にオープンした。
奈良県産食材を中心に使ったメニューを提供する同店。席数は、テーブル席25席、カウンター席8席。
バスガイドや天平衣装体験などの事業を手がける奈良市観光大使の加藤陽香さんが、飲食を通じて奈良をPRしようとオープンした同店。地域食材を使ったメニューを「奈良フード」として、伝統的な食べ方やアレンジを加えて提供する。飲み物は奈良県内各地のクラフトビール、日本酒、焼酎やサイダー(富有柿、古都華)、ジュース(大和橘、柚子(ゆず)しぼり)などをそろえる。
ランチタイム(11時~17時)は、宇陀郡曽爾(そに)村のコメなど県産米を使ったおむすび2種、日替わり麺メニュー(奥吉野手延べそうめん『高原の糸』、春日はくたくうどん、東吉野たあめんなど)と総菜、郷土料理「飛鳥汁」を提供する「寧楽(なら)ごちそうおむすびコース」(1,980円)を用意。麺メニューなしの「日替わりワンプレートランチ」(1,089円)も用意する。メニューはこのほか、「淡路島の生パスタ」(1,650円)、パスタに、ガーリックトースト、ミニサラダ、コーヒーか紅茶を付けたメニュー(1,980円)も用意する。
17時からは店名に「最後の一杯」のサブネームを付けバー営業を行う。加藤さんは「お客さまが一日の最後に奈良での思い出に浸り、奈良フードや酒と共に会話を楽しめる店にしようと名付けた。奈良の食と歴史、生産者の思いやストーリーも合わせてお客さまに提供できる店にしていきたい」と話す。
営業時間11時~23時。8月・9月は水曜ランチタイム営業休止。