「万葉ダンスファンタジー ~オムニバス編 まほろば浪漫紀行~」が9月18日、「なら100年会館大ホール」(奈良市三条宮前町)で上演される。主催はNPO法人「まほろば円舞会」
同NPOは2009(平成21)年、平城遷都1300年祭のプレイベントで天平衣装を着てワルツ(円舞)を踊る企画をきっかけに生まれた団体。毎年万葉集をテーマに、西洋と東洋の舞を融合させたという創作衣装で舞う音楽劇「万葉ダンスファンタジー」を披露している。
「2022まほろば円舞会」の第1幕として披露される同音楽劇の原作は奥山永見古さんで、演出はRumikoさん。振り付けはLeiさんで、舞台監修を上田美佐代さん、万葉歌指導をおうえさちこさんが、それぞれ担当する。
同NPO理事長の上亟(うえじょう)明さんは「1300年以上前の奈良には都があり日本の中心だった。奈良県の各地で歌われた有名な万葉歌を楽しみにしてほしい」と話す。
第2幕は「一般参加のステージ」とし、生涯学習としてさまざまなダンスジャンルを学ぶ一般参加の子どもや高齢者、障がい者が関西一円から集まる。世代・プロ・アマの垣根を越えたダンスの祭典という。社交ダンスプロ世界選手権ファイナリストの田中英和さんが振り付け監修するA級ダンサーらの共演のほか、和風ダンスチームなど出演する。
開演時間は12時45分~16時30分。観覧料は1,000円。チケットの申し込みは同NPOホームページで受け付ける。