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「ならまち」で「出会えたら幸せになる」引き売り、1日限り「黒ヤギとアヒル」同行

左)染井大さんと、アヒルのKちゃん。右)静岡から年に1回遊びに来てくれる伊豆下田マルカフェの看板娘、黒ヤギのメエちゃん

左)染井大さんと、アヒルのKちゃん。右)静岡から年に1回遊びに来てくれる伊豆下田マルカフェの看板娘、黒ヤギのメエちゃん

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 江戸時代の町家が残る「ならまち」で、移動屋台・縁起雑貨店「まるや」が黒ヤギとアヒルが同行するコラボ行商「あにまるや」(アニマル×まるや)を、12月4日に行う。

 「まるや」の店主、染井大(だい)さん(46)は「ならまち」を中心にカーゴバイク(三輪自転車)に乗って行商する。これまで購入者から「夢がかなった」というお礼や報告があり、「出会うと幸せになれる」とSNSなどで話題となっている。

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 同店はこれまで年に1回程度、黒ヤギのメエちゃんと行う「ヤギ行商」をしてきたが、今回初めての企画として、同じく「ならまち」で「出会うと良いことがある」と評判の「アヒルのKちゃん」も1日限りで同行する。

 「アヒルのKちゃん」は自称奈良の観光大使のコールダック種のアヒル。飼い主の中村美範さん(32)は「染井さんとならまちで初めて出会ったのは今年の春。お互いの活動の根底にある「『ならまち』の魅力を多くの人に知ってもらい、盛り上げていきたい」という思いが通じ合いすぐに意気投合し、一緒に行商を行うことを提案した」と振り返る。

 「まるや」は木製ストラップなどに好きな文字や言葉を「遊び文字」で染井さんが書き入れて仕上げる。「夢を追い掛けて頑張る人へは『夢叶』が人気」と染井さん。黒ヤギのメエちゃんは年に1回程度、静岡から遊びに来て行商に参加する伊豆下田でカフェを営む加賀靖久さん・由香里さん夫婦が飼っている店の看板娘。「かつてメエちゃんと一緒の時に偶然新聞記者が通り掛かり取材を受け、移動屋台での行商を広く知ってもらえた。メエちゃんは私にとって幸せの配達員のような存在」と染井さんは話す。

 行商は広範囲で迷路のような「ならまち」を移動する。中村さんは「『あにまるや』を探しながら『ならまち』を散策し、新しい店や穴場スポットを見つけて楽しんでもらえれば」と話す。「動物の存在は人に笑顔を与えてくれる。『ならまち』で縁起雑貨や幸せのご縁がありますように」と思いを込める。

 染井さんは「ロバのパン屋ならぬ黒ヤギとアヒルの雑貨屋がならまちを闊歩(かっぽ)する。年に数度しかないレアな1日なので、この日は『ならまち』探索をしてみてほしい」と呼び掛ける。

 12時ころから「ならまち」かいわいを移動する。雨天中止。フェイスブックページで告知する。