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奈良市に「寺川とうふ +(プラス)」 生駒市から移転、昔ながらの手作り豆腐提供

寺川さん夫婦

寺川さん夫婦

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 近鉄菜畑駅前で13年間営業していた「寺川とうふ店」が、奈良市西登美ヶ丘のならやま大通り沿いに「寺川とうふ +(プラス)」(奈良市西登美ヶ丘1)を移転オープンし1カ月がたった。

 生駒で生まれ育ったという店主の寺川さんは以前、車の整備士をしていたが、何か物作りがしたいと思うようになり、その時知り合いだった豆腐店の仕事を見て魅力を感じたという。「すぐに整備士を辞め、大阪や京都の豆腐店へ修業に出た」と寺川さん。

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 独立後は安心安全を心掛け、島根県産の減農薬・減化学肥料の大豆を使い、寺川さん1人でとうふを手作りしている。「接客を妻がカバーしてくれることが大変ありがたい。豆腐店は朝も早いので、お互いに体を壊さないようにしたい」と話す。

 菜畑での13年間では、こだわりの食材を作る同年代の生産者たちとの出会いがあったという。「移転を機に販売スペースを広げ、仲間の食材・商品も多く扱えるようになった。店名に新しく付けた『プラス』にはその思いが込められている」と話す。

 「年配の方はもちろん、ファミリー層にも昔ながらのとうふは喜ばれる。素朴な『おからドーナツ』も人気。さまざまな食材も増やし、気軽に立ち寄れる商店のような存在でありたい」とも。

 酒好きが高じて取得したという日本ソムリエ協会認定資格「SAKE DIPLOMA(サケディプロマ)」の知識も生かし、今後はこだわりの日本酒を提供していく予定という。

 営業時間10時~19時。日曜定休。