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奈良・ジャングルカフェ、視力障がい者にライブ会場提供 音楽活動支援

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 自らも極度の弱視である「ジャングルカフェ」(奈良市鵲町、TEL 090‐5368‐1934)の店主・山本智子さんが1月から、音楽活動に取り組む視力障がい者に自宅の一室をライブ会場として提供している。

目印の看板

 昨年8月にオープンした同店は世界遺産である元興寺のすぐそばに位置し、主にエチオピアのコーヒー豆を販売している。山本さんは「視力障がい者と健常者が融合する場をつくりたい」と話す。

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 「目が不自由な人は音の世界で生きているので音は生活の一部。音が生まれると音楽になる。だから音楽のセンスが良く、演奏の技術も高い」と言う山本さん。「歌や楽器を演奏することでみんなが幸せになれる。『幸せになって』と言うよりも、好きな音楽で幸せを醸し出し体現することで、その思いは自然と伝わる」とも。

 これまで、全盲のアーティスト「カズブー」さんや夫婦デュオ「万華鏡」のライブを開いてきた。5月には「フルートライブ」も予定している。「自宅兼店舗なので、出演者のどんな要望にも応えていきたい。気軽に相談してほしい」と利用を呼び掛ける。

 店舗は不定休。問い合わせは電話で受け付けている。

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