奈良・法華寺で「古代ひな人形」展-安土桃山時代の作品など100点

古代ひな人形、法華寺で開かれている「古代ひな人形展」で

古代ひな人形、法華寺で開かれている「古代ひな人形展」で

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 大和三門跡のひとつで、光明皇后が開基した尼寺の法華寺(奈良市法華寺町)で3月1日、同寺が秘蔵する人形を公開する「古代ひな人形展」が始まった。江戸時代のひな人形など約100点を展示している。

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 会場となる「東書院」は、昭和26年に建造され、現在は華道法華寺小池御流・師範の修行場などに使われている建物。佐賀錦を特別に織った衣装を身に着け、純金の宝冠を着けたきらびやかな古代ひなをはじめ、東山天皇皇孫の閑院宮高覚女王が駕籠でお出かけの際常に御供をされていたという、東山天皇から御下賜された御所人形。貞明皇后、高松宮、昭和天皇御后の香諄皇后から拝領した品など、由緒ある古代人形を公開している。

 同寺の樋口教香副住職は「前庭の紅梅が咲き始めようやく奈良に春が来た。、これから一番華やかな時期となるので、ぜひおこしいただければ」と話している。

 拝観料は、大人400円、中学生300円、小学生200円。今月20日まで。

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