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奈良市美術館、奈良の鉄道資料を募集-8月の展示に向けて

「近鉄奈良駅付近(高天交差点)」1969(昭和44)年12月8日 撮影=西城浩志

「近鉄奈良駅付近(高天交差点)」1969(昭和44)年12月8日 撮影=西城浩志

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 奈良市美術館(奈良市二条大路南1、TEL0742-30-1510)が現在、明治から昭和40年代までの奈良県の鉄道資料を募集している。

「西ノ京」昭和44年7月6日 撮影=天白逸郎

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 8月7日~17日を予定する「鉄道のある風景・奈良~明治・大正・昭和への旅」展の開催に向けて、近鉄や旧国鉄のほか、廃線となった大仏鉄道、奈良安全索道、天理軽便鉄道、初瀬鉄道、大和鉄道、五新鉄道などの資料を探しているもの。

 近鉄奈良線の開業100周年を記念して開く同展。近鉄奈良線は1914(大正3)年4月30日に開業し、上本町と奈良を約55分で結んだ。

 募集する資料は、写真や絵はがき、切符、パンフレット、沿線図、ポスターなど。当時の時代背景や生活がわかるような資料を希望するという。集まった資料は同館の学芸員が吟味して展示するかどうかを決定する。

 同館学芸員の説田晃大さんは「鉄道をキーワードに近代奈良の歴史を探る展覧会を企画中。当時の生活や時代背景がわかるような貴重な鉄道資料の情報をお待ちしている」と協力を呼び掛ける。

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