奈良市観光協会のマスコットキャラクター「しかまろくん」の画像が2月1日、ツイッター上に投稿され、「せんとくん」が「奈良市観光協会に見捨てられた」などと話題を集めている。
ツイッターに投稿された画像は現在5900以上リツイートされ、2ちゃんねるのまとめブログなどでは、「せんとくん死亡」などの見出しが並んでいる。2月4日のポータルサイトライブドアのトップページ、ブログニュースにも「せんとくんに協会から死亡宣告?」との見出しが踊った。
同協会に問い合わせたところ、「せんとくんは奈良県のキャラ。しかまろくんは奈良市観光協会のキャラで、別に見捨てたわけではなく、せんとくんとともに奈良を盛り上げていきたい」と返答を得た。せんとくんの職場の奈良県の担当者に確認したところ、「誤報が流れるのはつらい。せんとくんは元気に頑張っています。これからも応援してください」と死亡説に困惑の様子。
せんとくんは、2010年に奈良で開かれた平城遷都1300年祭のマスコットとして誕生した。同祭が終わってもその人気が継続していたことから、2011年から奈良県に就職することとなり全国を飛び回り奈良県のPRを行っている。
しかまろくんは、2011年ごろから奈良市観光協会のキャラとしてイラストが使われており、昨年5月に正式に同協会のマスコットして誕生したもので、奈良市の観光PRを担っている。
死亡説まで流れてしまった何かと話題のせんとくんは2月12日、6歳の誕生日を迎える。