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奈良で「大仏コロッケ」-特大豆腐コロッケ、「記憶に残る」メニューに

「大仏コロッケ」を手に、豆腐料理店「カシュガシュ」のマネジャー堤純子さん

「大仏コロッケ」を手に、豆腐料理店「カシュガシュ」のマネジャー堤純子さん

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 花芝商店街の豆腐料理店「カシュガシュ」(奈良市花芝町、TEL 0742-31-2330)は9月1日、特大サイズのコロッケ「大仏コロッケ」の提供を始めた。

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 楕円(だえん)形のコロッケで、長辺の直径は約23センチ。ソースで顔を描き、大仏の頭の螺髪(らほつ)は、かつお節で表現した。客に出した時にインパクトがあり、観光客もターゲットにして記憶に残るメニューをと考案した。

 ベースは少し前から提供を始めた同店のメニュー「豆腐と牛肉のコロッケ」。一般的なコロッケより大きいが、「大仏コロッケ」のサイズはこの約5倍。大きいサイズになっても油っこくならないように、豆腐が油を吸わないように仕上げた。具材の比率や衣に秘密があるという。

 特大サイズのコロッケは、調理で楕円の形を形成することや、油で揚げても形が崩れないようにする揚げ方を習得するのに失敗を重ねたといい、他にはまねできない一品と自信を込める。具材にはしっかりと味が付き、何も付けずに食べるのがおすすめという。量は2人~4人前あるが、中には1人で完食する人の姿も見られる。

 同店マネジャーの堤純子さんは「ボリュームに欠けるなど満足感が足りない部分も多いと思われがちな豆腐料理のイメージを払拭(ふっしょく)していきたい」と話す。

 価格は、997円。営業時間は、11時30分~14時30分、18時~22時30分。持ち帰りも可能。

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