奈良県魚食普及協議会は9月11日、近鉄奈良駅前の行基広場で「塩サンマ」を無料配布する。
旬のサンマを味わってもらい、魚の良さをアピールして消費拡大を図ることが狙い。例年、多くの人でにぎわい、開始時刻の前から行列ができて30分~1時間ほどでなくなる。
当日は14時から、塩サンマとスダチ、氷をビニール袋に入れて配布。北海道産のサンマ2500~3000匹、1000人分を用意する予定で、なくなり次第終了する。
同協議会の担当者によると「塩焼きでスダチを搾って食べるのがおすすめ」という。
同協議会は、奈良県中央卸売市場の水産物卸会社や水産物仲卸組合、水産物商業協同組合、奈良県でつくる団体で、子どもたちに魚介類に興味を持ってもらい、魚のおいしさや調理の楽しさを感じてもらおうと、料理教室などを開催し魚の良さをPRしている。