葛城市のマスコットキャラクターで、せんとくんをいちずに思い続ける「蓮花(れんか)ちゃん」が現在、新しい衣装のデザインを募集している。
今年1月に、せんとくんが新しい衣装をお披露目したのも理由の一つ、現在奈良県が進めている「記紀・万葉プロジェクト」に合わせて蓮花ちゃんもイメチェンを図る。同プロジェクトをPRするため、1300年前の女性の衣装をテーマにした「天平衣装の部」と、好奇心旺盛で何にでもチャレンジする国際感覚豊かな蓮花ちゃんをテーマにした「自由デザインの部」の2部門で募集する。
今年3月、東京・日本橋の「奈良まほろば館」で官服姿のせんとくんと初対面した蓮花ちゃん。その時のせんとくんの態度が「いつも同じ服を着ていると彼女としてダサい」と言っているように感じたようで、「自分改造を決意した」とブログにつづっている。
天平衣装の部の優秀作品に選ばれた衣装は実際に製作し着用する。両部門とも優秀作品には商品券1万円分を贈呈。7月31日必着。応募の詳細はホームページで確認できる。
そんな蓮花ちゃん。岩手県陸前高田市のキャラ「たかたのゆめちゃん」からイベントを盛り上げてほしいとの要請を受け、今年5月24日から6月9日まで同市に滞在。商店街のイベント出演や、仮設住宅でのラジオ体操への参加など、被災地を元気付けるような活動にも取り組んできた。