奈良クラブ、地元で快勝-1000人が応援、無敗で首位独走

TOJITSU滋賀FCに2対0で勝利しサポーターの声援に応える奈良クラブの選手ら

TOJITSU滋賀FCに2対0で勝利しサポーターの声援に応える奈良クラブの選手ら

  • 0

  •  

 奈良から初めてのJリーグ入りを目指し関西リーグ1部で戦う「奈良クラブ」は5月22日、鴻ノ池陸上競技場(奈良市法蓮佐保山)でTOJITSU滋賀FCと対戦し2対0で勝利を収めた。

後半78分、2点目となる檜山勇人選手のシュート

[広告]

 午前中の大雨にもかかわらず観客約1000人が応援に駆け付けスタンドは熱気であふれた。ゲストの元日本代表の奥寺康彦さんが両チームの監督に花束を贈った後、試合開始。

 水たまりも多く悪いピッチ状態で行われた前半は、TOJITSU滋賀FC ペースになる展開も多く見られたが、GKの日野優選手がゴールを死守し0対0で折り返す。

 矢部次郎選手もピッチに入りサポーターの応援も熱を増した後半戦は、48分に辻村隆史選手のセンタリングに合わせて牧悠二選手がゴールに押し込んで先制。76分にはこぼれたボールを拾った檜山勇人選手が敵の隙を突いて攻め込みゴールを決めた。

 牧選手は「みんなでボールをつないでくれた結果。全員攻撃、全員守備ができたことが点につながった」と振り返り、吉田悟監督は「リーグの特徴はつかめてきた。もっといい試合を見せたい」と話した。

 6戦を終えて5勝1引き分け。いまだ無敗で首位を独走する同クラブ。次は、淡路佐野運動公園第2サッカー場(兵庫県淡路市)で6月4日、現在2位のバンディオンセ加古川と対戦する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース