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歌姫街道のうどん&丼店「和」、店主の人柄も加わり口コミで話題に

「和」のスタッフと店主の丸山義朗さん(右)

「和」のスタッフと店主の丸山義朗さん(右)

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 奈良市佐紀町から京都府木津川市に続く県道751号線(通称=歌姫街道)にある「和(なごみ)」(奈良市佐紀町、TEL 0742-81-7888)が口コミを中心に話題を集めている。

かけうどんとおにぎり2個付いた「朝食のセット」

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 店主は、介護事業所なども営む丸山義朗さん(48)。店は妻の和子さんなど4人で切り盛りする。オープンは昨年2月。店舗面積は約10坪で、カウンター10席。

 同街道は平城宮跡からほど近い場所にあるも、車通りは多いが観光客の人の流れは多くない場所で飲食店もほとんどない。丸山さんは「そんな場所だから逆にチャンス」と出店を決意したという。

 6時からの朝の営業では、昆布とカツオがしっかりと利いた薄味のだしのうどんとおにぎり2個の「朝食セット」を250円で提供する。おにぎりをお代わり自由にしているのは「朝ごはんをしっかりと食べてもらいたい。しっかりと食べて元気になって頑張もらえれば」との思いから。

 うどんのメニューは、かけ(250円)、卵とじ(300円)、月見(300円)など、丼メニューは卵丼(280円)、親子丼(300円)、他人丼(350円)、かつ丼(500円)。うどんも250グラムと一般店より多いことから100円引きでミニサイズも用意する。丸山さんのおすすめは「天ぷら」(うどん=500円、丼=550円)で、冷めてもサクサクした衣が自慢だという。

 一見はこわもてに見える丸山さんだが、人情味あふれる優しい人柄。「もうかる商売はしたくない。(客に)喜んでもらえれば自分もうれしい」と話す。

 丸山さん夫婦は地元の学生から「お父さん」「お母さん」と親しまれ、同店1周年で和子さんの誕生日にもあたる2月11日には、学生らから寄せ書きが贈られたという。

 そこでは、「毎回おいしいうどんをありがとう、財布に優しくて助かるかぎりです。宣伝はまかせてください」などと書かれ、5月20日の丸山さんの誕生日も、店の前に学生が並び祝った。そんな地元に愛される同店は広告を打つなどの宣伝は行っていないが、そのうわさは口コミで広がっている。

 丸山さんは「若い人が1人でできる小さな店を持てるよう、FC展開ができれば」と意気込む。「(若者の起業が)奈良の活性化につながるのでは」とも。

 営業時間は6時~8時、11時~14時。日曜と第1・3土曜定休。今夏ごろには店舗を拡張しテーブル席も設ける予定で、現在休んでいる夜の営業も同時期に再開する予定。

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