奈良のタウン情報誌「ぱ~ぷる」などを発行するエヌアイプランニング(生駒市)は10月30日、奈良県内の住宅建築専門誌「奈良 住まいと暮らしの年鑑2010」を刊行した。
誌面では、エクステリア・インテリア、リフォームなどの住宅関連企業、地元工務店やハウスメーカーなど58社を紹介するほか、住環境学を研究する奈良女子大学教授のインタビューに加え、土地選びやローン商品の上手な活用法などを解説した「家づくりマニュアル」、活断層を記した地図や今後奈良で起こりうる可能性のある地震の震度予想図なども掲載する。
同社の入川若奈さんは「大阪や京都への利便性も高く緑豊かで子どもを育てる環境に適しており、大阪などに比べ同じ価格でもよりよい家を手に入れることができるのが奈良の魅力」と話し、渕上繁人編集長は「一生を彩る大切な『一生もの』はたくさんあるが、それらの土台になるものが住まいでは。この1冊が住まいづくりのヒントになれば」とアピールする。
同誌と連動したホームページも開設。ホームページでは、住宅関連のイベント情報など随時更新し、情報配信を行っていくという。
仕様は、A4ワイドで208ページ。価格は1,050円。発行部数は2万部で、県内の書店などで販売する。