奈良公園周辺や薬師寺などで7月18日から、「ライトアッププロムナ-ド・なら2009」が始まる。
東大寺や興福寺の五重塔などを幻想的に照らす同イベントは1968(昭和43)年から始まったもの。ライトを当てることで、暗闇に文化財の数々が幻想的に浮かび上がる。建物のイメージを崩さないようなデザインは、東京タワーのライトアップなどで知られる石井幹子さんが手がけた。
今年のライトアップ場所は、東大寺(大仏殿、中門)、奈良国立博物館本館、奈良国立博物館仏教美術資料研究センター、春日大社一の鳥居、浮見堂、興福寺五重塔、猿沢池、平城宮朱雀門、薬師寺の計9カ所。
奈良県文化観光局ならの魅力創造課の松本美保さんは「昼間見るのとは違った夜の文化財の美しさを楽しんでいただきたい」と話す。
ライトアップ時間は19時~22時(9月は18時から)。9月27日まで。