平城宮跡(奈良市佐紀町)で8月24日、「平城京天平祭☆夏」が始まった。
18時30分からは、カップに入れたろうそく約1万本で第一次大極殿前庭を彩る「燈花会(とうかえ)@大極殿」が開かれた。
ろうそくの明かりで照らされる前庭に、ライトアップされた第一次大極殿が浮かび上がり、さらに「平城京 音と光の祭典」では、音楽と300インチの巨大スクリーンに映し出された映像に合わせてレーザー光線やサーチライトが彩り、燈花会とのコラボで幻想的な空間を演出した。
約6万個のLEDで飾った桜並木通りの「光の小道」では、写真撮影を楽しむ人の姿も多く見られた。佐伯門東側広場の特設ステージ(にぎわいステージ)では、多くの人で賑わう中、長澤和之さん、家入レオさん、Rakeさんが次々に登場し、平城宮跡に歌声が響き渡り、ロマンチックな光のイベントを盛り上げた。
期間中、LEDなどで彩られた天平衣装で練り歩く「光の天平行列」(26日)、YAMATO超人ナライガー(25日)、せんとくんのステージも予定する。
開催時間は18時30分~21時。今月26日まで。近鉄大和西大寺駅の南口とJR奈良駅の西口のターミナルから約20分間隔(15時30分から20時まで)で無料シャトルバスも運行する。