郵便事業奈良支店(奈良市大宮町5)で元日朝、「年賀郵便元旦配達出発式」が行われた。バイクに乗った配達員17人が年賀状を届に新年を迎えた奈良の街に元気よく飛び出した。
出発式では、清水眞支店長が「正確・迅速にお届けすることが使命」とあいさつ。来賓の箸尾達哉奈良パークホテル代表と、万葉の花研究家の片岡寧豊さんに年賀状が手渡され、テープカットが行われた後、配達員らを冷えきった新春の奈良の街へ送り出した。
同支店では、166人の配達員が3,328,123通の年賀状を166,915世帯に配達。今年は午前と午後の2回行われた。1世帯につき平均約20枚の年賀状が配達された計算になる。
全国では、元日に配達された年賀状は昨年に比べ5,300万通多い20億8,900万通(前年比2.6%増)で国民1人当たり平均約16通。