全国高校総合体育大会「2009近畿まほろば総体」の開会式が7月28日、鴻ノ池陸上競技場(奈良市法蓮佐保山)で開かれ、選手や関係者ら約1万3千人が参加した。
「君が今 歴史の新たなページを創(つく)る」をスローガンに始まった同総体の開会式は時折強く降る雨の中、天理教校学園高のマーチングバンド部150人の演奏に合わせて選手団約3,700人がバトントワリングの先導で入場し、元気よく行進した。
荒井正吾奈良県知事が「感動を全国に届けてほしい」などの歓迎の言葉の後、皇太子さまが「友情をはぐくみ、高校生活のすばらしい思い出をつくられるよう願っています」と述べられた。
添上高校の上田祐司さんと柳依里さんが「それぞれが持つ夢を実現するため、力の限り競技することを誓います」と力強く選手宣誓。その後、高校生1,300人による演舞が行われ会場を盛り上げた。
陸上競技やバレーボールなどの15競技が行われる奈良県を中心に8月20日まで、近畿2府4県で29競技の熱い戦いが繰り広げられる。