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「あしたのなら」知事表彰 県の魅力向上に貢献、4個人1団体が受賞

「あしたのなら」受賞者の4個人と1団体。(上段左から)松本真理子さん、松森重博さん、六斎亭空念仏 阿部空也さん(下段左から)村内俊雄さん、NPO法人 奈良21世紀フォーラム

「あしたのなら」受賞者の4個人と1団体。(上段左から)松本真理子さん、松森重博さん、六斎亭空念仏 阿部空也さん(下段左から)村内俊雄さん、NPO法人 奈良21世紀フォーラム

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 奈良県の魅力向上に寄与する活動に貢献した人に贈られる知事表彰「あしたのなら」表彰式が18日に県庁(奈良市登大路町)で行われた。

 表彰式は当初、奈良県コンベンションセンターで行われる予定だったがコロナ禍により県庁知事室で規模を縮小し、荒井正吾知事から個別に表彰状や記念品などが授与された。

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 11回目の今年は4個人と1団体が受賞した。マリンバ奏者の松本真理子さん、もちいどのセンター街理事長の松森重博さん、学校と地域の連携・デザイン活動の村内俊雄さん、六斎亭空(から)念仏 阿部空也(くうや)さん、NPO法人 奈良21世紀フォーラム。

 松本真理子さん(大和郡山市在住)は、マリンバ奏者として長年活躍する傍ら、障がい者、高齢者、青少年への音楽を通したボランティア活動を積極的に取り組んでいる。「パワフルな演奏や音楽指導、講演、トークで人々が笑顔で元気になり、明日の活力につながればという思いで活動している」と話す。

 松森重博さん(奈良市在住)は、空き店舗が増え人通りが減り始めた「もちいどの商店街」に、地域の人と共に起業家を育てる「夢CUBE」を開設。奈良の魅力あふれる人々が集い合える商店街の「にぎわいづくり」に取り組んでいる。「奈良まほろばソムリエ」としてブログ「鹿鳴人のつぶやき」で奈良の情報も発信し続けている。

 村内俊雄さん(奈良市在住)は、地域にあるさまざまな問題を住民自らが把握し、解決できる仕組みを作ると同時に、地域に専門性と知識を持った人材を育成する「奈良地域デザイン研究所」を設立。民間人教頭の経験を活かして、地域コミュニティーの中心となる学校と地域の連携事業を推進している。

 六斎亭空念仏 阿部空也さん(王寺町在住)は、社会福祉施設・老人会・自治会・サロン・社会福祉協議会・自治体のイベントなどで小学1年生から始めた落語を披露し、地域の高齢者に喜んでもらうボランティア活動や、英語落語を行っている。

 NPO法人 奈良21世紀フォーラム (奈良市所在)は、2000(平成12)年に奈良の文化資源を生かし、地域文化の振興と活性化に寄与することを目的に設立。万葉蹴鞠(けまり)の復元、書の文化の伝承、県内の歴史文化の探訪、県内企業の企業文化・企業風土の調査と紹介、吉野川源流水源地の森を守る活動支援などを通じて、全国に奈良の魅力を発信している。

 同時に2つの表彰式も行われた。70歳以上で心身共に健康で若々しく積極的に社会活動を行っている高齢者を表彰する、第11回「ならビューティフルシニア表彰」は、中嶋衛さん(82歳、香芝市在住)、岡嘉道さん(80歳、平群町在住)、山本いち子さん(79歳、大和高田市在住)、岩井孝夫さん(78歳、生駒市在住)、森田春海さん(77歳、奈良市在住)。

 地域医療・介護の分野で地道に活動して成果を挙げている人を表彰する、第6回「奈良のお薬師さん大賞」は、久保田千代美さん(奈良市在住)、福岡篤彦さん(広陵町在住)、(団体)奈良自助具の部屋(桜井市所在)。