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奈良の人気・草鍋店が2号店 新メニュー「さつま知覧どりの黒焼き」も

2大看板メニューの「大和野菜の草鍋セット」(2人前)、「さつま知覧どりの黒焼き」を紹介するスタッフの福岡ともみさん

2大看板メニューの「大和野菜の草鍋セット」(2人前)、「さつま知覧どりの黒焼き」を紹介するスタッフの福岡ともみさん

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 「草鍋」が名物の「豊樂(とよのあかり)」(奈良もちいどのセンター街)が、2号店として「とよのあかり すずの音」(奈良市椿井町、TEL 0742‐31‐7440)を6月20日オープンした。築100年という中庭や格子が印象的な町家をリノベーションした。店舗面積は33坪。31席(カウンター・テーブル)。

店主とスタッフ

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 2大看板メニューで「さつま知覧(ちらん)どりの黒焼き」と「大和野菜の草鍋」を主力とする。店主の松石しのぶさんは「1号店で大和野菜と、さつま知覧どりの人気を確信し『大和野菜と鶏の店』として2号店のオープンを決めた」と振り返る。「1号店から歩いて88歩という近さなので、混雑時には3密を回避しお客さまをご案内できることや、営業時間をずらしスタッフの働きやすさにつなげた」とも。

 「さつま知覧どりの黒焼き」(並盛(150グラム)=880円~、大盛(200グラム)=1,080円~)は、火力の強い福岡県大鋸(おが)炭を使い、燃え盛る炎で知覧どりを炙(あぶ)り炭の香りをまとわせ、高温で一気にうま味を閉じ込める。部位はモモ・ムネ・ミックス、好みで柚子コショウと共に。「黒焼きを使用した『ブラックライス』(780円)もぜひ味わって」と松石さん。

 スタッフの福岡ともみさんは「草鍋は、季節により変わる7種類以上の大和野菜を提供。毎朝市場で旬のおいしいものを厳選。席に伺いその日の野菜の種類や特徴を説明するのでお客さまに喜んでいただいている。コラーゲンたっぷりのさつま知覧どり濃厚スープで大和野菜を召し上がって」とほほ笑む。

 今の時季は、空心菜、ツルムラサキ、ケール、ワサビ菜、ホウレンソウ、大和マナ、小松菜、チンゲンサイ、水菜、ミニトマトなどを用意。大山鶏、自家製つくね、えびせん、うす揚げ、締めは鶏そぼろご飯・麺・リゾットの中から選べる「草鍋セット」(1人前=1,980円、写真は2人前)。

 福岡さんは1号店オープンからのスタッフであり「楽しく活気があるスタッフばかり。内装はアイデアを出し合いみんなで手掛けた。町家の風情を感じながら落ち着いてお食事していただき、来て良かったと言ってもらえる店を目指したい」と思いを込めた。

 「さつま知覧どり特選刺し身」は、ササミ・ムネ・葉ワサビ和え(各780円)、モモたたき(880円)を用意。「自慢の特製つくね」は、月見・おろしポン酢・チーズ(各780円)を用意。大山鶏唐揚げは650円~、「バニラと冷凍イチゴ」は580円など。生ビール、チューハイ、日本酒など各種アルコール・ソフトドリンク有り。

 営業時間は17時~21時。不定休(6月は25日。7月は2日、9日、16日、21日、30日が休み)。

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