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愛犬と散歩しながら子どもを見守る「わんわんパトロール」始動 目印はバッグとタッグ          

「お散歩バッグ」を持つ村内さん。「ながら見守り中タッグ」は買い物バックなどにも装着できる。

「お散歩バッグ」を持つ村内さん。「ながら見守り中タッグ」は買い物バックなどにも装着できる。

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 愛犬と散歩しながら地域の見守り活動する「とみきたわんわんパトロール」が登美ヶ丘北中学校区で5月から始まった。

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 登美ヶ丘北中学校区地域教育協議会が「おさんぽバック」と「ながら見守り中タッグ」をそれぞれ100個製作し、希望者に無料配布する同取り組み。

 パトロールといっても決められたコースを歩いたり、危険なところに近づいたりする必要はなく、「わんわんパトロール」のロゴが入った「お散歩バッグ」や「ながら見守り中タッグ」を携帯することで地域の防犯意識の啓発や犯罪抑止を図る。バッグには愛犬の散歩に必要なグッズを入れ、タッグは買い物バックなどにも装着できる。

 同協議会は、登美ヶ丘小学校区・東登美ヶ丘小学校区で構成され「地域が学校と共に、子どもを育てる」を目的としてさまざまな活動を展開している。同協議会の村内俊雄会長は「犬を飼っている人が朝夕の散歩をするが、子どもも同じような時間帯に登下校することに着目した。散歩をしながら子どもの見守りや地域の安全を見守ってもらおうと『とみきたわんわんパトロール』を企画した」と振り返る。

 5月から順次各学校を通じ、計1500人の生徒らに活動の説明や申込書付きのチラシを配布し家庭へ呼び掛けた。「新型コロナ感染拡大防止のため休校が続く中、登校日を利用して配布したので一斉に周知するのは難しかったが希望者は増えてきている」と村内さん。

 「この地域は新興住宅地で開発が進み人口増加が進んでいるが、地域コミュティーは弱い。子どもの見守りはもちろん、地域の人たちと子どもや学校とのつながりが深まり、地域コミュティーも自然に構築されていけば」と期待を寄せる。

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