奈良交通は新元号「令和」制定を記念して、天皇ゆかりの地を巡る2019年秋限定定期観光バスを運行する。コース名は「(U4)令和元年に行く!新元号制定記念 奈良めぐり」。
第1代神武天皇を祭る橿原神宮(橿原市)、後醍醐天皇を祭る吉野神宮(吉野郡吉野町)の両神宮で神職による案内での正式参拝、神武天皇陵参拝や新元号「令和」の出典である万葉集について学べる県立万葉文化館(高市郡明日香村)の見学を行う。昼食は「あまご」「古代米」などを味わう内容を盛り込んだ。
企画担当者は「日本の始まりの地『奈良』を存分に感じていただけるコース内容なので、ぜひご乗車ください」と呼び掛ける。参加者に橿原神宮の歴史が分かる「由緒略記」、吉野神宮オリジナルの「吉野葛湯」を進呈する。
運行日は、11月29日、30日、12月3日~6日。行程は、JR奈良駅(8時15分発)→近鉄奈良駅(8時20分発)→大和八木駅(9時40分発)→橿原神宮→神武天皇陵→夢宗庵(昼食)→万葉文化館→吉野神宮→大和八木駅(16時35分ごろ着)→JR奈良駅(17時45分ごろ着)→近鉄奈良駅(17時50分ごろ着)。
所要時間は、約6時間55分~約9時間30分。料金は、大人=1万円・小児=7,140円。要予約。奈良交通総合予約センター(TEL 0742-22-5110)で受け付ける。