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奈良・中国料理を探求し続けて21年、令和初の「あおによし倶楽部」

21年続く「あおによし倶楽部」毎回テーマを設け、料理長がテーマに沿った創作フルコースディナーを振る舞う

21年続く「あおによし倶楽部」毎回テーマを設け、料理長がテーマに沿った創作フルコースディナーを振る舞う

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 会員制クラブ「あおによし倶楽部(くらぶ)」が奈良ロイヤルホテル別館、中国料理「沙山華」(奈良市法華寺町)で5月24日に開催された。

今回のテーマ「ハトムギとのコラボ」

 1997(平成9)年に同店がオープンした翌年、料理長の創作料理を楽しむ会員制サロン「奈良中国料理研究会」を設立。奈良を長年盛り上げてきた各界の人が集うことからその後、名称を「あおによし倶楽部」へ変更した。現在は年に6回開かれ、21年で154回目を迎えた。

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 毎回テーマを設け、料理長がテーマに沿った創作フルコースディナーを振る舞う。今回は「ハトムギとのコラボ」で、「アワビのカルパッチョ、ハトムギ添え」から始まり、デザートまでの7品が提供され、会員たちは国際薬膳師の竹川雅子さんのハトムギについての話しにも耳を傾けた。

 同会を主宰する本出良一さんは「『タコ尽くし』がテーマの時はデザートまでタコが入っており、会員から『デザートまでタコはいらんやろ』といった会話が料理長と交わされたり、『七福神』がテーマの時は大黒天の袋を破ると食材が出てきたり毎回楽しみ」と振り返る。

 料理長の西本浩平さん(51)は「皆さん口が肥えているので、普通では楽しんでもらえない。隠し味を工夫したりドライアイスで演出したり苦労が絶えないが、テーマに沿って初めての料理に挑戦するのは楽しい」と話す。「皆さんとの会話から新しいメニューが生まれることもあり、一緒に作り上げる料理を楽しんでいる」とも。

 20年間会員の中さん夫婦は「料理長を応援する56人の会員は家族のような存在。職種も違い縦社会がなく、年齢も関係なく、みんなが対等。これからもおいしく食べて、おいしく飲んで楽しく参加したい」と話す。

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