奈良公園一帯で8月5日、2万本以上のろうそくで古都奈良を幻想的に彩る「なら燈花会(とうかえ)」が始まった。
1999年から行われ夏の風物詩として定着している同イベント。当日は、浴衣姿のカップルや家族連れなどの姿が多く見られ、記念撮影などをして楽しんでいた。
今年はアニメ「境界の彼方(かなた)」とコラボした同名イベント「燈花会の彼方」など、さまざまな関連企画も展開。会場では、京都アニメーションが描きおろした浴衣のキャラクターパネルの展示や、「なら燈花会」の開場案内と「境界の彼方」の登場シーンをたどるコラボレーションマップを2000枚限定で配布(各日15時~)する。
会場は浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池、五十二段、興福寺、奈良国立博物館前、春日野園地のほか、13日・14日は東大寺、14日は春日大社の参道でも行われる。
点灯時間は19時~21時45分。今月14日まで。