近鉄奈良駅から南に向かって3つ目の商店街「下御門商店街」(奈良市下御門町)で7月28日、同商店街の傾斜を利用して約80メートルの「流しそうめん」が行われる。
90メートルほどの同商店街。1998年にアーケードをリニューアルし、これまでその返済を優先していたが、完済のめどが立ったため、組合員の長年の思いを実現した。全国的にも珍しいという坂道の商店街の特長を生かして流しそうめんを実施する。
売り上げは全て紀伊半島大水害の被災地へ送る。参加費は100円以上。100円以上の義援金と引き換えに、つゆと薬味を渡す。奈良産のそうめん1300食を用意。そうめんは食べ放題で、つゆ・そうめんが無くなり次第終了する。
同商店街広報担当のやまもとあつしさんは「皆さまに、商店街を盛り上げていただけるような一つのきっかけになれば。定番のイベントとなるように続けていきたい」と話す。
開催時間は14時~と16時~。当日は、まんとくんも登場し、同イベントをPRするほか、記念撮影にも応える。