関西社会人サッカー1部の「奈良クラブ」は4月9日、オリジナルデザインの飲料水自動販売機を設置することで奈良クラブを支援する「奈良クラブ応援自販機プロジェクト」を立ち上げ、同日、プロジェクトメンバーが近鉄奈良駅周辺の店などを回り設置協力を呼び掛けた。
「グッドライフOS」(大阪市北区)の協力で立ち上げられた同プロジェクト。自販機は、奈良クラブのエンブレムなどを全面にあしらったデザインで、売り上げの一部が奈良クラブの支援金に充てられる。
設置する側に金銭的な負担はなく、保守や商品補充、代金の回収や商品の補充、周辺の清掃などは業務を委託する専門のオペレーターが行うほか、電気代も支払われるなど、自販機のオーナーは設置場所だけを提供する。設置面積は、横1メートル10センチ、奥行き70センチ。
デザインは4種類から選ぶことができ、自販機の上部のプレートに店舗名や企業名、自販機に付いたリーフレットホルダーには設置店舗のチラシなどを入れることもできる。年内で300台の設置を目指す。
同クラブの矢部次郎さんは「畳1畳分で応援できるので、ぜひご協力いただければ」と呼び掛ける。
昨シーズンはリーグ戦で優勝し、全国地域サッカーリーグ決勝大会にまで駒を進めた同クラブ。リーグ戦は4月14日に開幕。橿原公苑陸上競技場(橿原市)で「アルテリーヴォ和歌山」と対戦する。
設置に関する問い合わせは同プロジェクト運営事務局(TEL 0120-983-785)まで。