平城遷都1300年記念事業協会は12月1日、平城遷都1300年祭の開催効果などをまとめた2回目の中間総括を発表した。
同協会の調べによると、平城遷都1300年祭の来場者は約1,740万人。そのうち、4月24日~11月7日に開催した平城宮跡会場の来場者は、当初予想の約250万人の1.5倍となる約363万人。「巡る奈良」をテーマに県内各所で行われたイベントの来場者は1,380万人。
平城宮跡会場の施設別来場者は、第一次大極殿=198万7,500人。平城京歴史館=58万5,100人、なりきり体験館=9万1,060人。平城京探訪ツアーは6万8,115人だった。
来場者数から換算した10月までの経済効果は約967億円。せんとくんなどのライセンス商品が、約210アイテム(約1,700種類)、ライセンス使用申請企業は193社(県内98社、県外95社)、契約金額は48億円にも及び、9月末までで新聞・雑誌の掲載件数は3,580件で広告換算額は62億8169万円。テレビの放送件数は410件、放送秒数が32時間40分10秒で広告換算額は162億2,190万円。ホームページの総アクセス数は436万4,290件だった。