南都銀行(本店=奈良市橋本町)は5月17日、JR王寺駅前南にあった王寺南支店を新築移転した。新店舗は、旧店舗から約30メートル南東の北葛城郡王寺町王寺2丁目に新築。店舗面積約724平方メートルにATM4台、両替機1台、全自動式貸金庫約300箱、相談ブース4カ所などを備える。
同店は、同駅南側再開発事業に伴う商業施設「王寺ファミリー」内のテナントとして1976(昭和51)年6月に営業開始、老朽化が進んだことや資産運用相談なのニーズに対応できるようにと今回、新築移転した。新店舗では、「さらなる顧客サービスの充実を目指して」全自動式貸金庫や資産運用相談の専用ブースを設置するほか、旧店舗に併設していた「王寺住宅ローンセンター」も新店舗2階へ移転し、個人顧客の住宅ローンニーズにも積極的に応える。
午前9時前から行われたオープン式では、植野康夫頭取が「地域の皆さまに愛される金融機関としてより高い顧客サービスを図りたい」とあいさつ。同行の西口廣宗会長や地元住民をはじめ関係者らが見守る中、小泉強同町会議長や地元商店街の光安明彦会長、大久保茂明同支店長らとテープカットを行い、開店を祝った。