1月6日までに平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」に148通の年賀状が届いたことがわかった。
2008年の誕生当時は、その強烈な個性で物議を醸した「せんとくん」。昨年1年間、同祭PRに全国を飛び回ったかいあってか、「かわいい」との声が多く聞こえるようになった。昨年の53枚から3倍近くの数が届いたことから、「せんとくん」の人気ぶりをうかがい知ることができる。
年賀状は、イラストや「がんばって」などのコメントが添えられたものが多く、県内からは26通、県外からは122通だった。ちなみに、せんとくんの恋人候補として猛烈アタックをかけた葛城市のマスコットキャラクター「蓮花(れんか)ちゃん」からは届いていなかった。
同祭も開幕し、忙しさに拍車の掛かる「せんとくん」だが、合間を縫って全員に返事を書くという。