菓子業界の繁栄を祈る「饅頭(まんじゅう)祭」が4月19日、漢國(かんごう)神社境内の林(りん)神社(奈良市漢国町)で行われる。
室町時代に小豆あんのまんじゅうを考案したとされる林浄因を菓祖神とし、菓子業界の繁栄を祈願して毎年行われる同祭。神前には林家末裔(まつえい)を名乗る塩瀬総本家(東京都)のまんじゅうなど菓子が国内各地から献上される。
当日は、「千本杵餅つき」(12時30分、13時30分)を行い餅を振る舞う。江戸時代の古文献から再現した同祭限定菓子「復刻 奈良饅頭」のほか県内銘菓、おはぎ、みたらし、吉野くずの菓子、太鼓打源五郎さんが奈良の和菓子店を巡り執筆した和菓子案内書「年がら年中饅頭祭」を販売する。二胡奏者・服部孝志さんの演奏会や太鼓打源五郎さんのサイン会も行う。
奈良の菓子文化体験として、橿原市中曽司町に江戸時代初期から伝わる喫茶文化「ひき茶」や、奈良女子大・前川佳代さん監修の「現代の材料を使い再現した奈良時代~平安時代のスイーツ」、料理店主と和菓子職人による「お酒×あんこペアリング」も用意する。
開催時間は10時~15時(神事は11時から)。