「縁結びの日」の11月5日、せんとくんとの恋愛成就を願い葛城市のマスコットキャラクター「蓮花(れんか)」ちゃんが春日大社(奈良市春日野町)の末社「夫婦大国社」にお参りし、「一日も早く恋人になれますように」と神様に祈った。
夫婦大国社は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と、その妻の須勢理姫命(すせりひめのみこと)を一つの祠(ほこら)に祭る。日本で唯一、夫婦神を祭っていることから、縁結びや夫婦円満にご利益があると信仰を集めている。
最近では恋愛のパワースポットとしても知られ、ハート型の絵馬に2人の名前を書くと、その仲がいつまでも続くといわれる。蓮花ちゃんもご利益にあやかろうと、さっそくハート型の絵馬を購入。せんとくんへの熱い思いを書いて奉納し、成就するように手を合わせた。
その後、境内にある水占(みずうら)といわれるおみくじに挑戦。社務所で水占のおみくじを選び、水に浮かべると文字がどんどん浮かび上がってきた。蓮花ちゃんの全体の運勢は「小吉」。その文字にほっとしたものの、恋愛では「気持ちの揺らぎが危機を招く。願望をかなえるには、相応の実力を要す。今は励め」との厳しい言葉に肩を落とした蓮花ちゃんは、夫婦の大国様の前で手を合わせ、ずっと祈っていた。